健康食品を作ろうというのだから、口に入れて安全の方がいいよね。
昭和の時代を生きていた人なら、アルミの弁当箱の蓋が溶け、穴が開いてしまったなんてことを体験した人もいるのではないだろうか。
シーズンを迎え、梅干し作る方も多くなる頃だと思うが、そこで気をつけなくてはならないのが「容器」である。
梅干しは長期保存を目的として、梅を「塩漬け」にするわけだが、塩漬けにされた梅は浸透圧によって、梅の内部と同じ塩分濃度にするために、水分を放出する。これが白梅酢いわれる液体である。この白梅酢は多くの塩を含むため、鉄やアルミニウムの容器に入れて仕込みをすると、容器を腐食してしまい、梅酢の中に溶け出してしまったり、容器自体に穴が開いてしまったりするのだ。
それを避けるために、陶器、ガラス、琺瑯の容器が一般的に使用される。
ポリエチレンやポリプロピレンのようなプラスチック容器にも耐性はあるが、品質の低いモノによっては、酸やアルカリに侵されるものも存在するので注意が必要だ。
あと、容器は陶器製を使用したのに、ステンレス製の落し蓋を使用した。なんていうのもダメですからね
鉄や、アルミが溶け出した白梅酢は真っ黒だったりするので、危険な匂いがプンプンする。「仮に摂取したところで人体に影響はない」ような事を誰かが言っていたが、気持ちいいものではない。
また、酸によって溶け出す金属は鉄やアルミばかりではないということを考えると、「安心できる素材でできた容器」というものを理解している製造メーカーや、相談できるお店で購入するといいのではないだろうか。
梅干し・梅漬けの作り方
http://www.nikko-factory.co.jp/shop/umeboshi.html
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